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UXSENSEI( heySenseiii)です
クラウド型のSEO検索順位チェックツールとして評判の良い「Nobilista(ノビリスタ)」について、良いところと悪いところを忖度なしにリストアップしていこうと思います。
もし悪いところとして挙げた内容が改善されたら「改善済み」として随時更新していきたいと思います。
Nobilista(ノビリスタ)のメリット
クラウド型のメリット
クラウド型
- インストールは不要
- 端末に依存しない
- 1クリックで共有URL発行←権限付
- 最新順位をすぐ確認できる
- ソフトは常に最新版を利用
インストール型
- インストールが必要
- 端末に依存する
- データ共有はデータダウンロード
- 順位取得に待たされる
- ソフトは手動でアップデート
- ソフトの起動で待たされる
- ソフトのアップデートで待たされる
- 検索順位のデータ取得で待たされる
さらに付け加えるなら、インストールしたパソコンでしか順位をチェックできません。
そんな煩わしさを一気に解消してくれたのがクラウド型のNobilista(ノビリスタ)です。
今までインストール型のRank Trackerを使用していたため、導入当初の印象としては『クラウドサービスって楽〜』って感じでしたね。
機能面のメリット
検索順位をチェックするためだけのツールにとどまらず、SEOの運用をしっかり回せる標準機能が備わっています。Nobilistaの全機能の使い方と活用法の記事も参考にご覧ください。
機能 | 詳細 |
---|---|
検索順位の推移 | 過去から現在までの順位の推移とランクインしているページの入れ替わりのタイミングも把握できます。 |
検索ボリューム | 該当キーワードが1ヶ月間に検索される回数の平均値。 過去のデータを元に集計されます。 |
想定アクセス | 該当キーワードにおいて、現在の順位のまま1ヶ月間表示され続けたときに想定されるアクセス数。検索ボリュームと順位の掛け合わせで算出されます。 |
難易度 | 該当キーワードにおいて、10位以内にランクインするのがどの程度難しいかを表した数値。0〜100までの数値があり、100に近づくほど難しいです。 |
キーワードの特徴 | 該当キーワードの検索結果において、自然検索以外にどのような要素が出ているかを全37種類のアイコンで可視化 |
競合比較 | 自分のサイトと競合サイトの順位を比較形式で表示します。 |
優先URL機能 | PLP(Preferred Landing Page)対策機能。特定のキーワードにおいて、Webサイト内の意図したページがランクインしているかを判別するための機能です。 |
同時ログイン | Nobilista(ノビリスタ)はスマホ・タブレット・PCなどあらゆるデバイスから同時にログインすることが可能 |
メモ機能 | キーワードごとにメモを残すことができ、施策内容を残しておくと順位変動の理由を掴みやすくなります。 |
リマインド機能 | 登録しているWebサイトのキーワードに対して、特定の日時にどんなSEO施策を行なうのか、リマインドする機能です。 |
アラート機能 | 特定のキーワードにおいて検索順位が変動したときに、登録メールアドレスに通知する機能です。 |
データの共有 | 共有URLの発行し、Nobilistaのデータを共有する他、CSVダウンロードにも対応 |
サポート体制のメリット
無料トライアル中であっても、迅速かつ丁寧にお問い合わせに回答してくださいます。
お問い合わせしても2〜3営業日放置されたり、無駄な言い訳をされる事はありません。
Nobilistaのサポートは1営業日以内に返信があり、「これは不具合ですね。早急に修正します。」と、メールの返信も誠実です。
不具合が修正されると連絡を頂けることもあり、長く使い続けるツールだからこそ、ユーザーの声に耳を傾ける企業カルチャーには魅力と安心感があります。
セキュリティ体制のメリット
情報セキュリティの観点でNobilistaは信頼性が高いです。その理由は、利用規約にて「情報を二次利用しない」ことを約束しているからです。
検索順位チェックツールのデータは、インストール型の場合は「ユーザーの端末」に保存されますが、クラウド型の場合は「運営会社のサーバー」です。
つまり、運営会社は私たちユーザーの登録キーワードやサイトの順位などを見ようと思えば見れます。
運営会社によっては、ユーザーのデータの二次利用(データの転売など)を公言している会社もありますが、Nobilista(ノビリスタ)は必要な条件が揃った場合のみ限定的に第三者へ開示します。
下記はNobilistaの利用規約です(一部抜粋)
当社は、お客様が登録時に入力した情報、及び、登録URL・登録キーワード・メモなどお客様が送信した情報(以下「送信情報」といいます。)について、細心の注意を払い、安全に管理するよう努めます。
〜中略〜
当社は、以下各号の一に該当する場合には、送信情報を閲覧・利用し、または第三者へ開示することがあります。
Nobilista利用規約 第23条
- 捜査機関の令状あるとき、裁判所からの調査嘱託等開示の要求があるとき、行政機関から開示要求があるとき
- 法律に従い開示の義務を負うとき
- 当社が、お客様が第21条に定める禁止事項に該当する行為を行っていると判断したとき
- お客様や第三者の生命・身体・その他重要な権利を保護するために必要なとき
- 本サービスのメンテナンスのため緊急の必要があるとき
- 上記各号に準じる必要性があるとき
このようにクラウド版であってもNobilistaなら、キーワードを抜き取り自社で対策されたり、第三者に販売されるようなことは一切ありません。
料金面のメリット
これだけの機能が整っていて、月額990円 はコストパフォーマンスに優れたサービスと言えます。
もっと安いツールもありますが、順位を計測するだけでSEOの機能が無かったり、データの二次利用に同意を求められたり、データの正確性に欠けていたりと導入デメリットが目立ちます。
また、月単位の契約ができるのもメリットです。
世間の評判は良くても「自分が使いこなせるのか」はわからないので、年契約しかないツールよりも最悪失敗しても1ヶ月で解約できれば、大きな痛手にはなりません。
Nobilista(ノビリスタ)のデメリット
データ取得のタイミング
2023年01月の時点では、毎日午前5時に最新データを自動的に取得する仕様です。
新たにキーワードを追加しても、そのキーワードの順位を取得できるのは翌朝5時まで待たなければなりません。『そんなに急がなくても… 』という意見はあるかと思いますが、心理的にすぐ順位を確認したいものですよね。
現在の自動取得はそのままで、ユーザーの好きなタイミングでも最新データを取得できるようにしてほしいです。
サーバー負荷が懸念であれば、1日1回だけ任意のタイミングでも取得できるとかどうでしょう?
モバイルの検索順位が取得できない
現在取得できるのはパソコンの検索順位であって、モバイル版の順位計測はできません。
モバイルファーストの時代ですし、商材的にもモバイル優先のサイトも多いため、最優先事項ですね!
公式サイトから2023年中の実装予定との案内が出ていますので期待して待ちましょう!
Nobilistaに修正してほしい改善点
ノビリスタのデメリットは上記の1点ですが、使用していると、こまごまとした改善要望があるのでまとめてみました。
キーワードレポートのURL表記
レポートの項目に登録キーワードにどのページがランクインしているか「URL」が表示される列があります。こちらは列幅の関係上、肝心な最後のファイル名の表記が「…」で見えなくなっています。詳細を表示するボタンをクリックすれば良いのですがそれはそれで面倒です。
レポートの「URL」は、「現状の表記」か「ドメイン以下の表記」にするか「設定」で切り替えれると嬉しいです。
キーワードレポートの列の並び替え
レポートの項目は、表示・非表示を切り替えれますが、項目の並び順を変更することはできません。
この項目の横にはこの項目があってほしい!といった要望は人それぞれあり、例え論理的なレイアウトであっても万人を満足させることは難しいです。
レポートの項目は、列の並び替えができると嬉しいです。
競合比較レポート
競合比較レポートとは、自分のサイトと競合サイトのデータが横並びで表示され、横スクロールしながらデータを比較できます。
横スクロールしても「キーワード」の列が固定されるため、「どのキーワードを比較しているのか」を視覚的に分かりやすくなっています。
実際に利用してみると自分のサイトの「順位」と「前日比」も列が固定されている方が比較しやすいことに気づきました。
競合比較レポートの固定列は「設定」で任意に指定できると比較がしやすい。
グループ別レポート
キーワードのグループ単位で、「平均順位」や「前日比」「キーワードの検索ボリュームの合計」を確認できて、非常に便利なのですが、「グループ名」だけ並び替え機能がついていません。
グループ別レポートの「グループ」の並び替え機能をつけてほしい。
キーワードグループの編集・削除
サイト運営中にキーワードを整理するタイミングがあると思いますがキーワードグループの編集・削除の方法が分かりにくいです。
ダークモードのUX
Nobilistaのダークモードは正直、微妙です。
基本的に少しコントラストが高く、目が疲れる印象があり、改善の余地を感じます。
例えば一覧表の罫線色は「#E8E8E8 」ですが、「#555555」 ぐらいまで抑えても良いのかなと思います。
全プラン優先URL機能搭載
優先URL機能(PLP:Preferred Landing Page)を「パーソナルプラン」でも使いたいです。
現状、利用するには「ビジネスプラン」以上の契約が必要です。
優先URL機能(PLP:Preferred Landing Page)を「パーソナルプラン」でも使いたい(←ただのわがままw)
まとめ(Nobilistaのメリット・デメリット)
私の感想
どのような製品・サービスにも良い点と悪い点は必ず存在します。
ユーザーの目的や趣味嗜好によっても満足度が変わってきますし、万人に満点をもらうことは非常に難しいことです。
ただ、前述した通り「ユーザーごとに配置や表示のカスタマイズができる」ことでカバーできる事も多いのでないかと思います。
Nobilista(ノビリスタ)は国内で開発しているため、不具合に対する迅速な対応も素晴らしく、機能も改善され続けています。
まだまだ伸び代を感じています。
私も国産のクラウドサービスを開発しているソフトウェアメーカーに勤めているため、ノビリスタを応援したいと思っています。
継続してサービスを利用しつつ、微力ながらこのメディアを通してNobilista(ノビリスタ)の良さを広めていければ思っています。
記事を読んでいるあなたも日本から世界に打って出ようとしている Nobilistaを一緒に応援しませんか?
まずは、無料トライアルでNobilista(ノビリスタ)の導入メリットを体験してみて下さい。
UXSENSEI( heySenseiii)からは以上です。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。